会長のごあいさつ

 今年から和歌山県医師会内科医会(以下、県内科医会)会長となりました有田幹雄です。昨年前会長として内科医会の活性化に大変ご尽力されていた田中章慈先生が急逝なされました。そのあとを引き継いでの会長ですので、大変な重責を感じております。田中先生のご遺志を引き継ぎ、和歌山県の内科医の発展向上に尽力したいと考えております。

 現在、医療を取り巻く環境は急速に変化しています。人口減少・少子高齢化、診療報酬の改正、地域医療の再構築など新たな課題が山積しています。

 県内科医会は、内科を標榜科とする、あるいは内科学に造詣を深めようとする実臨床内科医師の集いの場であります。

 近年の医学の進歩に伴い内科領域の医療は専門分化する方向にありますが、日常の地域における健康問題に直接対応しなければならない臨床内科医には、総合的な内科診療機能が必須となってきました。地域医療に貢献し、自己研鑽を積んでおられる会員を支援するためにも、県内科医会は学術活動(医学会、学術講演会、実地臨床研修会、講演会開催情報提供等)を強化したいと考えています。

 また、円滑に日常診療を進めていく上で保険の適切な運用は重要であり、保険診療情報(保険診療報酬算定情報、保健指導情報等)の伝達に注力してまいります。医療DXの問題にも取り組んでまいりたいと考えております。

 学術講演会は、遠方の先生方にも情報を届けやすくするため、Web開催を併用することを原則と致します。学術講演会等の開催情報や保健指導情報などの迅速な提供と、会員からの声が伺えるような双方向のホームページ運用に努めてまいります。県内科医会会員の自己研鑽に資する有益なツールとしてご利用いただければと願うところです。

 地域医療構想の再構築など課題も山積しております。会員の先生方とともに、地域医療の充実に邁進していくことを願っています。

和歌山県医師会内科医会 会長
有田幹雄